記憶
2003年8月5日今日 父の病院にお見舞いに行った。
父は2ヶ月前から入院している。
父の病室までに車椅子の人とすれ違う。
この2ヶ月間 ほぼ毎日のように・・・
その車椅子の彼は、首に損傷があるのか
頭に ワッカのようなものをつけて、上半身も含めて 首も動かないように固定してあった。
頭のワッカには 頭を固定するためにか
(専門的にはわからないが)ボルトのようなものが4本ほど出ていた。
あまりじろじろ見ては行けないと
いつものように 通り過ぎようとすると
「香さんでしょ?」
「中学の時同じクラスだった・・・」
「僕、??です」
私は 誰かと間違ってる?
って思いながらも 必死で記憶をたどっていったが
いっこうに 彼の事が思い出せない・・・
彼の顔を じっと みて見る。
でも・・・思い出せない・・・
私の中学は大阪の中でもマンモス校で、
40人学級が15クラスもあったので
知らない人がいても 不思議じゃない。
でも同じクラスなのに?
向こうは覚えてくれているのに?
間違っているかもしれないのに 声をかけてくれたのに?
私は彼を覚えていないことが
とても 申し訳ないような
悪いような気持ちで
また 必死で記憶をたどってみたものの
思い出せない。。。
病院からの 帰り道
「あれ〜〜?」
もしかして〜〜〜〜
家に帰って急いで 卒業アルバムを開いて見る
確かに同じクラスに彼がいた(汗)
私は中学まではオトコの人と 話すことすら
恥ずかしくて 同じクラスなのに
彼と話した記憶は ほんのすこしだけ。
彼だけじゃなくて
写真の中の オトコの人すべてと
話した記憶がうすい。
(オトコ嫌いだったわけでもなく そのとき彼氏もいた。)
明日また 病院に行くから
今度は
「??君 こんにちわ。」
「お見舞いに来ました」と
言うつもり。
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